彼氏の推し活に嫉妬してしまい、「こんなことでモヤモヤする自分が重いのかな」と感じたことはありませんか。
彼氏がアイドル、女優、配信者、キャラクターなどを楽しそうに推している。
ライブに行く。
グッズを買う。
SNSで情報を追う。
「かわいい」「好き」「会いたい」と楽しそうに話している。
頭では、推し活は趣味だとわかっている。
浮気ではない。
現実の恋愛とは違う。
彼氏の楽しみを奪いたいわけでもない。
それでも、恋人としては心がざわつくことがあります。
「自分より推しの方が大事なのかな」
「私にはそんな熱量を向けてくれないのに」
「嫉妬する自分が器小さいのかな」
「でも、何も感じないふりをするのもしんどい」
この記事では、彼氏の推し活に嫉妬してしまうときに、まず整理しておきたい考え方をまとめます。
なお、このテーマをより深く整理した書籍として、現代の死角出版では『恋人の推し活にモヤモヤしたら読む本』も刊行しています。
先に書籍の内容を確認したい方はこちらをご覧ください。
【結論】嫉妬より先に見るべきなのは「扱われ方」
彼氏の推し活に嫉妬すること自体は、おかしなことではありません。
ただし、最初に分けて考えたいことがあります。
それは、あなたが本当に反応しているのは「推しそのもの」なのか、それとも「彼氏の自分への扱い方」なのか、ということです。
推し活は、基本的には趣味です。
アイドルを応援する。
ライブに行く。
グッズを買う。
SNSで推しの情報を追う。
それだけで、すぐに浮気と同じ扱いにするのは無理があります。
彼氏にとっては、日々の楽しみかもしれません。
仕事を頑張るための支えかもしれません。
好きな世界に触れて、元気をもらっているだけかもしれません。
だから、「推し活をしている彼氏はダメ」と決めつける必要はありません。
一方で、あなたのモヤモヤまでなかったことにする必要もありません。
彼氏が推しに夢中になっている姿を見て、寂しくなる。
自分には向けられない言葉を、推しには向けているように感じる。
デートや会話より、推し活が優先されているように見える。
不安を伝えても、「ただの趣味じゃん」と軽く扱われる。
こうなると、問題は推し活そのものではなくなります。
大切なのは、彼氏が推し活をしているかどうかだけではありません。
あなたが恋人として大切にされている実感を持てているか。
あなたの不安を、彼氏が雑に扱っていないか。
推し活と恋人関係のバランスについて、話し合える余地があるか。
まず見るべきなのは、そこです。
彼氏の推し活に嫉妬しやすくなる主な理由
彼氏の推し活に嫉妬してしまう理由は、一つではありません。
「嫉妬深いから」
「器が小さいから」
「趣味を理解できないから」
そう決めつけると、自分の本当の気持ちが見えにくくなります。
ここでは、よくある理由を整理してみます。
異性の推しに熱量を向けている
彼氏の推しが女性アイドルや女優、女性配信者などの場合、恋人としてざわつきやすくなります。
もちろん、推しと恋人は違います。
彼氏にとっては、恋愛対象ではなく、憧れや応援の対象なのかもしれません。
それでも、恋人の立場から見ると、簡単には割り切れないことがあります。
「かわいい」
「好き」
「会いたい」
「今日も最高だった」
そういう言葉を、彼氏が自分以外の女性に向けている。
たとえ相手が芸能人や配信者でも、心がざわつくことはあります。
それは、あなたが異常だからではありません。
恋愛に近い言葉や熱量が見えるからこそ、恋人として反応してしまうのです。
自分には言わない言葉を推しに言っている
彼氏が推しに対しては熱く語るのに、自分にはあまり愛情表現をしてくれない。
この状態だと、嫉妬は強くなりやすいです。
たとえば、彼氏が推しには「かわいい」「好き」「本当に最高」と言う。
でも、自分には最近あまり褒めてくれない。
好きとも言ってくれない。
デート中も、どこか淡々としている。
このとき、苦しいのは推しの存在そのものではないかもしれません。
本当は、自分にもちゃんと愛情を向けてほしい。
自分も恋人として見てほしい。
自分の存在を当たり前に扱わないでほしい。
そういう本音が、嫉妬という形で出ていることがあります。
自分との時間より推し活が優先されている
推し活そのものは悪いことではありません。
ただ、いつもデートよりライブ。
記念日より推しのイベント。
あなたとの会話より推しの話。
お金や時間の使い道も、まず推し活が優先。
こう感じる状態が続くと、恋人としては不安になります。
「私はどの位置にいるんだろう」
「彼氏の中で、私との関係はどれくらい大事なんだろう」
「推し活の予定は大切にするのに、私との約束は軽いのかな」
この不安は、単なる嫉妬とは少し違います。
関係の中で、自分が後回しにされているように感じる苦しさです。
見落としやすい死角は「推しへの嫉妬」ではありません
彼氏の推し活にモヤモヤすると、ついこう考えがちです。
「私は推しに嫉妬しているんだ」
「推しに負けた気がするんだ」
「推しさえいなければ、こんな気持ちにならないのに」
でも、本当にそうでしょうか。
見落としやすい死角は、ここにあります。
あなたが苦しいのは、推しが存在するからではなく、彼氏との関係の中で安心できていないからかもしれません。
つらいのは推しがいることではない
たとえば、彼氏が推し活をしていても、あなたのことも大切にしてくれている。
デートの時間を大事にする。
あなたへの愛情表現もある。
推しの話ばかりにならないように配慮してくれる。
あなたが不安を話したとき、笑わずに聞いてくれる。
こういう関係なら、推し活があっても受け止めやすくなります。
反対に、彼氏が推し活を理由にあなたを軽く扱うなら、苦しさは大きくなります。
不安を伝えても「気にしすぎ」と言われる。
「推しに嫉妬するとか意味わからない」と笑われる。
あなたとの約束より、毎回推し活が優先される。
推しの話ばかりで、あなたの話は聞いてくれない。
この場合、問題は推しではなく、彼氏の向き合い方にある可能性があります。
「私のことは大事なの?」が言えない苦しさ
彼氏の推し活に嫉妬しているとき、本当はこう言いたいのかもしれません。
「推し活をやめて」ではなく、
「私のことも大事にしてほしい」
「推しの話をしないで」ではなく、
「私との時間もちゃんと見てほしい」
「その人を好きって言わないで」ではなく、
「私にも愛情が伝わるようにしてほしい」
でも、これをそのまま言うのは難しいです。
重いと思われそう。
趣味を否定していると思われそう。
面倒くさい彼女だと思われそう。
そう感じて言葉を飲み込むほど、モヤモヤは大きくなります。
そして、ある日急に不機嫌になったり、嫌味を言ってしまったり、彼氏を試すような言い方になってしまうことがあります。
だからこそ、嫉妬をそのままぶつける前に、まず本音に翻訳することが大切です。
彼氏に言う前に確認したいポイント
彼氏に何かを伝える前に、まず自分の中で確認しておきたいことがあります。
ここを整理しないまま話すと、「推し活をやめてほしい」という話に聞こえやすくなります。
本当はそうではないのに、彼氏には「趣味を否定された」と受け取られてしまうこともあります。
推し活そのものが嫌なのか
まず考えたいのは、あなたが嫌なのは推し活そのものなのか、ということです。
彼氏が誰かを応援していること自体が嫌なのか。
それとも、推し活の中の一部がつらいのか。
たとえば、次のように分けられます。
推しの存在そのものが気になる。
異性の推しにだけ強く反応してしまう。
推しへの言葉が恋愛っぽく見えてつらい。
推し活の予定で自分との時間が減るのが寂しい。
推しの話ばかり聞かされるのがしんどい。
不安を伝えても軽く流されるのが傷つく。
このように分けると、「全部が嫌」ではなく、「この場面がつらい」と見えやすくなります。
自分への配慮が足りないのか
次に見るべきなのは、彼氏の配慮です。
推し活をしていること自体よりも、あなたへの配慮が足りないことで苦しくなっている場合があります。
たとえば、あなたの前で異性の推しを過度に褒め続ける。
デート中も推しのSNSばかり見ている。
あなたとの予定を何度も推し活のためにずらす。
あなたが不安そうにしていても、気づこうとしない。
こういう状態が続くと、嫉妬ではなく、寂しさや不満がたまります。
「推し活が嫌」というより、「私の気持ちを少しは考えてほしい」という問題になっているのです。
話したときに軽く扱われるのがつらいのか
もう一つ大切なのは、あなたが不安を話したときの彼氏の反応です。
「そっか、そう感じるんだね」
「推し活を否定されたわけじゃないのはわかるよ」
「どの場面がつらかった?」
こういう反応があるなら、話し合える可能性があります。
一方で、毎回こう返されるなら注意が必要です。
「嫉妬する意味がわからない」
「ただの趣味じゃん」
「重い」
「そんなことで怒るの?」
「推しに嫉妬するとか無理」
こう言われると、あなたは二重に傷つきます。
一つは、推し活へのモヤモヤ。
もう一つは、そのモヤモヤを軽く扱われる痛みです。
この場合、整理すべきなのは推し活だけではありません。
不安を話したときに、彼氏が向き合ってくれる人かどうか。
そこも大切なポイントです。
今日からできる小さな対処
彼氏の推し活に嫉妬したとき、すぐに答えを出そうとしなくて大丈夫です。
「別れるべき?」
「我慢すべき?」
「推し活をやめてと言うべき?」
いきなりそこまで考えると、余計に苦しくなります。
まずは、自分のモヤモヤを小さく分けることから始めてみてください。
「やめて」ではなく「寂しい場面」を言葉にする
最初におすすめなのは、「推し活をやめてほしい」と考える前に、「どの場面で寂しくなったのか」を書くことです。
たとえば、こうです。
彼氏が推しに「会いたい」と言っているのを見たとき、寂しくなった。
デート中に推しの話ばかりされたとき、自分の存在が薄く感じた。
私にはあまり褒めてくれないのに、推しには熱く語っていてつらかった。
不安を伝えたら笑われて、気持ちを軽く扱われたように感じた。
このように書くと、相手を責める言葉ではなく、自分の感情として整理しやすくなります。
「推し活をやめて」ではなく、
「この場面で寂しくなった」
「こういう言い方をされると、自分が大事にされていない感じがする」
そう言葉にできると、話し合いの入口が変わります。
まずは自分用メモに分けて書く
彼氏に伝える前に、次の3つに分けてメモしてみてください。
1つ目は、推し活そのものについて感じていること。
例:
異性の推しに熱量が向いているのを見ると、少しざわつく。
2つ目は、彼氏の言葉や行動について感じていること。
例:
私の前で推しを褒め続けられると、自分と比べてしまう。
3つ目は、自分への扱われ方について感じていること。
例:
私との時間より推し活が優先されているように感じると、寂しい。
この3つを分けるだけでも、感情は少し整理されます。
そして、彼氏に伝えるときも「あなたの推し活が全部嫌」とならずに済みます。
大切なのは、彼氏を責めるために整理するのではありません。
自分の本音を、壊れにくい言葉にするために整理するのです。
このモヤモヤをもう少し丁寧に整理したい方へ
この記事では、彼氏の推し活に嫉妬してしまうときの考え方を整理しました。
大切なのは、嫉妬する自分をすぐに責めないことです。
ただし、彼氏の推し活そのものを悪者にする前に、自分が何に反応しているのかを見る必要があります。
推しがいることがつらいのか。
推しへの言葉がつらいのか。
自分への愛情表現が足りないのか。
自分との時間が後回しになっているのか。
不安を話したときに軽く扱われるのがつらいのか。
ここを分けるだけでも、モヤモヤは少し整理しやすくなります。
ただ、実際には、恋人の推し活へのモヤモヤは一つの感情だけではないことがあります。
嫉妬。
比較。
お金。
時間。
優先順位。
将来不安。
浮気ではないとわかっているのに、恋人として心がざわつく感覚。
こうしたものが重なると、一人で整理するのが難しくなることもあります。
現代の死角出版では、このテーマを一冊にまとめた『恋人の推し活にモヤモヤしたら読む本』を刊行しています。
推し活を否定するための本ではありません。
相手の好きなものを尊重しながら、自分の不安も置き去りにしないために、恋人の推し活へのモヤモヤを分解していく本です。
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